●VOL.14 フリーランスの感覚①

 「はあちゅう」という方、フリーランスのブロガーで著名な方のようですが、「電話」について、以下のようなコメントがネット上に流れていました。
『知人がネット上で電話のことを「時間のレイプ」と例えていましたが、私もこの考え方に賛成です。というのも、相手の都合で自分の時間を突然搾取される、そんな時間の乱暴さがとにかく苦手なんです。集中して原稿を書いている時や家族との団らん中に突然電話が鳴るとそれだけでテンションが下がり、親しくもない相手の都合に無理やり付き合わされた気になります。何の権利があって私の時間に踏み込んでくるんでしょうか』

少し前までの業務の電話は、勤務先へつながるのが基本ですが、携帯やスマホが当たり前の今日は、ダイレクトに私生活こ分け入ってしまうこともありそうです。オフィスアワーの昼間であっても、何かに集中している時の突然の電話は思考を分断されてしまい確かに迷惑。メールであれば、一段落したタイミングで読むことができます。

ところが最近、たまたま一緒に仕事をしている会社員の方から、「メールを全部読んでいると思わないでほしい」と言われ驚きました。とにかくメールを読む時間がない、とのことですが、電話でのやりとりよりメールを読む方が、同じ用件ならば時間は短くて済むはずです。その人の電話は長くて困る程なので、コミュニケーションの手段は「メールより電話」の人なのかもしれません。

本来、何かを伝えたい側はメールを書くより電話の方が簡単ですが、私は、電話代もかからず忘備録にもなるメール派です。はあちゅうさんと同様に「電話の暴力」を、するのもされるのも嫌だからです。
また、電話のような口頭での伝達は「言った・言わない」という不協和音が生じやすい傾向があります。もちろん文章でも取り違えや誤解がないとは言いませんが、伝達の確実性や確認のしやすさは、記録に残る文章の方がはるかに高いと思います。連絡する目的なら断然メールです。