移住がブームのようです。数年前から、「移住したい町」ランキング特集が雑誌やネットで目立ってきました。背景に、退職世代の増加や、地方創生の政策による受け入れ促進があります。AERAの2018年10月8日号では、「移住の断捨離」という特集が組まれました。パラパラ見ると、30代やフリーランスの移住についても掲載され、Uターンだけでなく、居住したことがない地域への「Iターン」も増えているようです。

「おひとりさま」が仕事や介護などから身軽になった時に、新天地に向かうこともあり得ます。期限付きか永住かは別として、今まで住んだことがない地域に住んでみると違った刺激が得られそうです。その地域に行った私の実体験から、「おひとりさまの移住」に関するおススメ地域を時々紹介することにしました。

おススメ移住先には、誰でも会員になれて好きな活動が選べる“クラブ”が必ずあります。そのクラブは、スポーツや文化活動、イベントなど様々な活動を行っている「総合型地域スポーツクラブ」。全国に3,500程あると言われています。1人での移住は早く地域に溶け込めることが大事ですが、こうしたクラブがあれば、新旧問わず同じ身分のメンバーとなれます。好きな活動を通して自然に知り合いが増えるので、おひとりさまも安心ですね。

■おススメ!【福島県只見(ただみ)町のNPO法人ただみコミュニティクラブ】

南会津は、美味しいトマトやアスパラガスが名物で、花・紅葉などが四季折々楽しめます。只見町は人口4,200人程の小さくてアットホームな町。ファミリーだけでなく、おひとりさまにも移住助成金がでます(10万円)。おひとりさまも歓迎されているのがうれしいですね。移住条件は、原則60歳未満で起業・就業、6ヶ月以上住み、3年以上の定住予定があること。

「NPO法人ただみコミュニティクラブ」では、県内外との交流人口を増やすためのイベントを開催しています(写真)。拠点には、転んでも痛くない砂のビーチバレーコート、カフェ・食堂のあるカラフルなトレーラーハウスもあります(写真)。周辺には源泉かけ流しの温泉、夏にはハイキングができる山々があり、温泉と山好きにはたまらない環境。冬は雪が多いのですが、雪上バレーボールなど雪で遊べる楽しい企画があります。

何より、町のキーパーソンである平山康夫・真恵美夫妻が主催・運営しているクラブであることがおススメの大きな理由です。明るくてオープンマインドなご夫妻。気軽に聞けて、いろいろ教えてもらえる人達の存在は、本当に助かるものです。

只見町へは、東京都内からは浅草から東武線に乗り「会津田島駅」(特急で約3時間)下車、車で約1時間。