単身世帯は、夫婦と子供2人などの標準家族世帯の割合を超え、生涯未婚者も上昇中。離婚・死別による単身者を含めると「おひとりさま」はもっと増えていきます。おひとりさまがメジャーな社会になるにもかかわらず、現在、適した支援制度やサービスは少ないなぁと感じます。

元気なうちはいいけれど、病気や入院する時に感じる、家族のありがたみ。しかし、おひとりさまには、このような時に頼れる家族を期待できません。加齢による体の変化を感じるたびに「将来、一人で大丈夫だろうか」という不安が頭をよぎります。

 

だからといって、そのために結婚することはありえず、血縁のある甥とは一緒に暮したことがないので、親族であっても頼みにくい。助けてくれそうな友人はいても、家族がいたり仕事で多忙だったりで、気軽に頼める存在ではない。都会に引っ越したばかりでご近所づきあいもない。高齢期を迎える、私のようなおひとりさまは、どうしたらいいでしょうか。

 

「何かあったらお互いに世話をし合う」という、おひとりさま女性の会などがあるらしいです。5,6人のグループをつくり、世話をしたりされたり、最期を見送ったり。ただ、世話される人と世話する人が分かれそうな・・・。気が合わない人がいたらどうするのかとか、最後に残った人の世話は誰がするのかとか、気を遣うのであれば、あぁ、めんどう(笑)。

 

ならば、ヘルパーさんを頼むなどサービスを買う方法はあります。高齢者専用施設に入れば、ケアスタッフがいるでしょう。しかし、仮にお金があってサービスを買えるとしても、お金とサービスの関係では、正直、なんとなく心が満たされないもの。

 

必要な時に、お互いに気兼ねなく世話をお願いしたり・されたりできれば、高齢期のおひとりさまは安心感がもてそうです。そのための助け合いは、最低限のルールと不公平感の少ないシステムで運営することができればいいですね。