2016年2月26日のYahoo!ニュースで

「独居の高齢者は、同居の高齢者よりも、自分の生活への満足度が高い」というアンケート結果を目にしました。

(http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160223-00000002-pseven-soci&p=2)

 

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大阪府の耳鼻咽喉科のお医者さんが、2012年から2014年にかけて

60歳以上の1000人を対象に行なったもので

男女別や、子供の有無別に満足度を比較した場合よりもずっと、大きな差異が見られたそうです。

 

この記事にはうなずく点が多く

「同居によって寂しさや不安は解消されても、それが満足度の向上にはつながらないんです」

という部分には、「いいね!」を500回押したいくらいでした。

 

つまり、不安やマイナス要因への対処として、同居を選択しても

不安は軽減されるかもしれませんが、マイナスをゼロにする程度の効果しかありません。

負の要素(マイナス)を消そうとすることと、正の領域(高い満足度の世界)で生きることはまったく別の話。

不安の解消・軽減のために、自分の何かを我慢することにもなりがち。

 

同居に限らず、この点を見誤って、不安やマイナスへの対処ばかりに追われると

自分にとってのベストなQOLから遠ざかっていくと、私は思っています。

 

ひょっとしたら、傍から見ると、子供や孫に囲まれて過ごす老後のほうが

おひとりさま生活よりも、恵まれてハッピーに見えるのかもしれません。

しかし、周囲の目を勝手に想定し、それに迎合するのは他人軸の生き方です。

 

おひとりさまの良さのひとつは、自分軸で生きることができること。

アンケート調査を行なったお医者さん(辻川さん)による、ひとり暮らしを楽しんでいる人たちの“3つの共通点”。

それは

①「自由で勝手気ままな暮らしができていること」
②「住み慣れた土地に住んでいること」
③「信頼のおける友人が2、3人いること」

という、誰もが選択し、手に入れることができるもので、経済面の豊かさとは無関係であったとのこと。

高齢者の幸福度の指標として、独居・同居というのは、ひとつの大きなカギになりそうです。

もちろん、独居であることを、十分に活用して楽しむことができるかどうかは、その人次第。

 

内閣府も、高齢者の生活や意識に関する調査を毎年行なっておりますが

個人で、こういった調査をされているというのは興味深いことです。

ふむふむと、共感してしまった調査結果なのでした。