現在、フリーランスと呼ばれる人は、就業構造基本調査(総務省)のデータに基づくと、127万人いると推計されています。ここでの「フリーランス」とは、「個人事業主で店舗を持たない労働者」と定義されています(リクルートワークス研究所による)。

他方、ランサーズというフリーランスの仕事マッチングを行う企業が調査した「フリーランス実態調査」によると、日本における広義のフリーランスは、労働人口の19%にあたる1,228万人いるとしています。広義とは、企業等に勤務しながらちょっとした副業をもつ人を含むため、前述の調査と数値が大きく異なります。

アメリカでのフリーランス人口は5,300万人で、労働人口の34%を占めているとのこと。日本でもランサーズのような企業がでてきましたが、アメリカでは日本に先駆けてクラウドソーシングという、不特定多数の人に業務を委託する役割を果たす市場が成長しています。2013年には1,800億円、2020年には9,500億円の市場規模に拡大すると予測されているそうです。

アメリカの人口が約3億1,000万人、日本は約1億2,500万人。アメリカでは複数の仕事を掛け持ちして稼ぐ人が少なくないので、このような労働環境の違いを差し引いても、日本のフリーランス人口が127万人は少なすぎるようです。ランサーズの調査での1,228万人の方がアメリカと比較する際にもよさそうですね。