1年ぶりの投稿です。長らくご無沙汰しており大変失礼しました。
最近、副業を認める企業が増えつつある中で、「フリーランス」の労働環境への関心も徐々に高まっています。新聞等での主な論調は、「フリーランスは法律の外側にいて、ひどい条件下で働くことも少なくないから、環境改善を進めるべき」というものです。
 
たしかに、フリーランンスは「口約束」で仕事をすることが多いので、仕事内容や支払い面で見解が異なることもあります。仕事を発注している方が強いため、泣き寝入りするのがフリーランス、というパターンが多いのです。
私も何回かそのような経験があったので、公的な相談機関に相談に行くと、必ず言われるのが「事前に契約書を交わすこと」です。仕事内容が明確でないケースもあるのですが、それでも、わかる範囲で書類を作成し、発注・受注側で共有しておくことだ、と強調されました。考えてみれば、曖昧な内容の仕事を引き受けること自体がトラブルの元ですね。

「契約書」を見るのは雇用された時や賃貸で部屋を借りる時位で、日常生活で目にすることはなく、専門家が作成するものという印象があります。よくわからないまま契約書を作成すると、かえって不利になったり変に縛られたりしないか、との不安もややあります。仕事を出す側も、めんどうに感じるのでしょう。これらは「契約書慣れ」していないからなので、職種別で標準的な契約書ひな形があると大変助かります。

これまでの経験で、フリーランス側から「契約書」の話をすると距離感を感じるらしく、嫌がられる傾向にありました。仕事が既に始まっていて3ヵ月過ぎても金額の話がないので契約書作成を依頼したらその後仕事が途絶えたり、別の仕事で契約書をこちらで作成して提出したら不穏な空気になったり、等々がありました。

知り合いや知り合いを通じての仕事がほとんどであり性善説に立ってしまいがちですが、「お金が絡むと人は変わる。知り合いだからこそ、『後でトラブルになりたくないから』と言って契約書を交わすべき」が専門家の指摘です。