最近は、毎日のように認知症を取り上げた番組や報道があります。不安を煽られるようで心地よくない面もありますが、それにより国・自治体の施策や、対応するサービスが充実するなら悪くないですね。

「週刊ダイヤモンド(2015.2.21号)」で、「3人に1人がヤバい認知症社会」という特集によると、2025年には高齢者の5人に1人にあたる730万人が認知症に、また、軽度の認知障害584万人を含めると、高齢者の3人に1人が認知症及び予備軍にとなると推計しています。軽度認知障害の半数は認知症になるとのこと。他人事ではありません。

 

同誌では、軽度認知障害の方の症状として、以下15項目があげています。

1.昨日食べた夕飯の内容や物の名前が出てこない

2.同じ話や質問を繰り返していると指摘される

3.薬の飲み忘れが多くなった

4.捜し物が多い(財布や鍵などを置いた場所をよく忘れる)

5.約束や予定を忘れてしまうことがよくある

6.銀行のATMやインターネットの暗証番号・パスワードが思い出せない

7.料理の味付けが変わったと言われる

8.以前に比べてオシャレをしなくなった

9.レジで会計するとき、小銭の計算ができずお札を出してしまう

10. 車の運転で急ハンドル、急発進、急ブレーキが増えた

11. 賞味期限切れの食品が冷蔵庫の中に入ったままになっている

12. 洗濯物をいつもの場所にしまえない

13. 趣味の活動を楽しめない、やめてしまった

14. 家電や携帯電話がうまく使えない

15. お盆の墓参りなど、行き慣れたはずの場所への道で迷ってしまった

 

「この程度で軽度認知症の兆候なの?」と疑うほど、自分にも当てはまる・・・。「たまたま」「言われればなんとなく」と言い訳したくなりますし、頻度や度合がわからないので判断が難しい。このグレーな感じが、余計に不安を感じさせるのかもしれませんね。

医療の現場では、問診や血液検査などのほか、詳細な脳の画像も見て認知症を診断しているようです。科学的な根拠に基づいた診断と治療法が確立されれば、認知症は将来、それほど怖いものではなくなるのでは、と楽観視しています。